「鍼は痛そうで怖い」「注射みたいに痛いんじゃないかしら」
そんな心配をお持ちの方、とても多いです。
しかし、実際に鍼治療を体験された患者さんの多くが口にされるのは:
という感想です。
今回は、鍼の刺入痛の正体やメカニズム、そして安心していただけるポイントについて、分かりやすく解説いたします。
鍼を刺すときに感じる可能性のある感覚は、大きく分けて2つあります。
皮膚表面には、痛みを感じるセンサー(痛覚)が100個以上も存在しています。鍼がこの痛点に偶然触れると、一瞬「チクッ」と感じることがあります。
これは皮膚を破る瞬間(切皮時)の自然な反応で、蚊に刺されるのと同程度の軽い刺激です。
鍼が筋肉の深い部分に届くと、「ズーン」「ジワーッ」とした重だるい感覚が生じることがあります。これが東洋医学でいう「得気(とっき)」や「響き」と呼ばれる感覚です。
この響きは:
重要なポイント: 「鋭い痛み」や「電気が走るような痛み」は本来の正常な反応ではありません。経験豊富な鍼灸師なら、鍼の角度や深さを調整してこうした不快な痛みを避けることができます。
多くの患者さんが最も安心されるのが、鍼の細さです。
種類 | 太さ | 特徴 |
---|---|---|
鍼灸で使う鍼 | 0.12〜0.30mm (日本では0.16〜0.20mmが主流) |
髪の毛とほぼ同じ細さ |
髪の毛 | 0.12〜0.25mm | 参考値 |
注射針(予防接種) | 約0.5mm | 鍼の約3倍の太さ |
注射針(採血用) | 約0.7mm | 鍼の約4倍の太さ |
先端が斜めにカットされ、薬液を通すために鋭く尖っている
先端が丸みを帯びた松葉型で、皮膚や筋線維の間を滑らかに通る設計
この違いにより、鍼は皮膚への抵抗が少なく、痛みを感じにくくなっています。
江戸時代の杉山和一という鍼師が考案した「管鍼法」は、現在も日本の鍼治療の主流となっています。
この方法により:
日本の鍼は世界最高水準の品質を誇ります。
A: まれに軽微な皮下出血(内出血)が起こることがありますが、1円玉程度の大きさで、1〜2週間程度で自然に消失します。身体への悪影響はありません。
A: これは「好転反応」と呼ばれる一時的な反応で、身体が回復に向かう過程で起こる自然な現象です。多くは数時間から1日程度でおさまり、その後症状の改善を実感される方が多いです。
A: 遠慮なく施術前にお申し出ください。細めの鍼を使用したり、浅めの刺入から始めるなど、お一人お一人に合わせて調整いたします。
鍼は、2000年以上の歴史を持つ安全で効果的な治療法です。現代の技術により、痛みを最小限に抑えながら最大限の効果を得られるよう、日々研鑽を積んでいます。
何よりも大切なのは、患者さんが安心して治療を受けられること。
不安なことやご質問がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。お一人お一人の体質や症状、ご希望に合わせて、最も適した治療方法をご提案いたします。
初めての方には、まず細い鍼での浅い刺入から始めて、慣れていただくことも可能です。どうぞ安心してご来院ください。
はり師・きゅう師の国家資格を持つ専門スタッフが、安全で効果的な鍼灸治療を提供しています。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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