睡眠の質を上げて「痛みが起こりにくい体」へ──内部機能と生活習慣を同時に整える5ステップ


はじめに

館山の皆さん、朝起きた瞬間から首や腰が重い……そんな日が続いていませんか?睡眠は「疲労回復の時間」であると同時に、“痛みが再発しにくい体”を育てるチャンスでもあります。最新の海外研究(News-Medical 2025/5/25)では「ストレスで誘発される深い睡眠が、細胞修復と炎症鎮静を速める鍵になる」ことが示されました。この記事を踏まえ、和からだみなおし処が考える“内部機能 × 外部環境”の両輪アプローチを深掘りします。


1️⃣ 睡眠中に働く〈からだの内部視点〉

  • 自然治癒力の全開タイム
    成長ホルモン分泌ピークは就寝後1〜2時間の徐波睡眠。ここで筋・腱微損傷が修復され、痛み物質も分解されます。
  • 姿勢筋のリセット
    日中に縮んだ腸腰筋や胸鎖乳突筋は、寝ている間に副交感神経優位となり弛緩。正しい寝姿勢でこそリセットが進みます。

2️⃣ 質を下げる〈外部環境〉をチェック

  • ブルーライトとカフェイン
    就寝2時間前のスマホ光はメラトニン分泌を38%抑制。カフェインは半減期6時間で脳を興奮状態に保ちます。
  • 寝具と室温
    枕高が首の自然弯曲より2cm高いだけで、呼吸回数が3割増。室温26℃・湿度50%が深部体温低下をスムーズにします。

3️⃣ 和からだみなおし処式「5分ほぐし」で内部を整える

  • 胸開きストレッチ30秒 ×2
    肩甲骨を寄せて胸郭拡張→酸素摂取量UP。
  • 骨盤ゆらし1分
    腸腰筋をゆるめて腰の反りすぎを防止。
  • 横隔膜呼吸1分
    副交感神経スイッチON。
  • 足指グーパー30秒 ×2
    末梢循環を促し寝つきをサポート。

4️⃣ 食事・運動・行動で外部環境を味方に

  • 夕食は就寝3時間前に“まごわやさしい”
    トリプトファン豊富な大豆、ビタミンB₆を含む魚でメラトニン合成を後押し。
  • 夜の軽い散歩15分
    体温上昇→入眠時の下降幅が大きくなり深睡眠へ。
  • デジタル・サンセット
    21時以降はスマホ“おやすみモード”で光刺激を遮断。

5️⃣ 院長の考察とメッセージ

海外論文が示す「ストレス誘導睡眠=回復ブースター」は、当院で長年観察してきた“よく眠れる人ほど再発しにくい”臨床感覚と合致します。痛み治療はゴールではなく、内部機能を高め、外部習慣を整える“健康レベル+1”のスタートライン。館山の皆さんが、痛みのない毎日を当たり前に享受できる社会を一緒につくりましょう。


3つのポイントまとめ

  1. 深い睡眠=自然治癒力MAX:成長ホルモン&炎症鎮静で再発リスク↓
  2. 内部+外部の両輪調整:寝姿勢・呼吸とライト・カフェイン管理がセット
  3. 5分セルフケアで行動定着:胸開き/骨盤ゆらし/横隔膜呼吸など簡単習慣

まずは姿勢チェックから!

和からだみなおし処では、寝姿勢アドバイス付き「快眠姿勢チェック」(15分 無料)を実施中。LINE公式から“睡眠”とメッセージしてください。ハリーちゃんと一緒に、ぐっすり眠れる体づくりを始めましょう。

出典:Stress-induced sleep may hold the key to faster recovery(News-Medical.net, 2025-05-25)

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はりきゅう整体院 和からだみなおし処 矢上真吾