「仕事が忙しい」「家事や育児でゆっくり料理ができない」
そんな環境では、市販の食品に頼ることは当たり前です。
問題は
“市販食品=体に悪い” ではなく、“選び方を知らないこと”
です。
この記事では、明日からすぐ使える
市販食品の選び方のコツ をシンプルにまとめました。
和からだみなおし処での栄養指導の中でも、多くの方が「これだけでも体調が楽になる」と実感されている内容です。
■ 1. 市販食品の注意点は「添加物」より“糖質と脂質の質”
食品の裏面を見ると、
「添加物が多い」「難しい名前がたくさん…」
と不安になる方が多いですが、実は体調を崩す原因の大半は
- 糖質の摂りすぎ
- 質の悪い油の摂りすぎ
の2つです。
● 避けたい原材料
- 果糖ぶどう糖液糖(清涼飲料水・菓子パンに多い)
- 植物油脂(安価なブレンド油)
- マーガリン・ショートニング(トランス脂肪酸)
- 過剰な砂糖
- 人工甘味料の多用
これらは腸内環境を乱し、
血糖値スパイク・疲れやすさ・むくみ・肌荒れ・体重増加の原因になります。
■ 2. まず「原材料の最初の3つ」を見る習慣をつける
原材料は “入っている量が多い順” に書かれています。
● 例:避けたいパターン
【原材料】小麦粉、砂糖、植物油脂、マーガリン、香料…
→ ほぼ砂糖と油
● 良い例
【原材料】さば、食塩
【原材料】大豆、食塩
→ シンプルで余計な加工が少ない
これだけでも“選び方の8割”は変わります。
■ 3. コンビニでの「正しい選び方」
忙しい方こそ、コンビニ選びが上手になると体調が整いやすいです。
● 主食
◎ おにぎり(梅・鮭・昆布)
◎ 玄米おにぎり
◎ 全粒粉パン
△ 菓子パン(砂糖+油が多い)
● タンパク質
◎ ゆで卵
◎ サラダチキン
◎ ツナパウチ
◎ 豆腐・納豆
△ 揚げ物(油の質が悪い)
△ 加工肉は食べすぎ注意
● 間食(甘いもの控えたい人)
◎ ナッツ
◎ チーズ
◎ 無糖ヨーグルト
◎ ゆで卵
△ クッキー・ケーキ類(砂糖+油)
■ 4. スーパーでの「家庭用」の選び方
● 原材料が短いほど“良い食品”
- 冷凍ブロッコリー
- 冷凍ほうれん草
- 豆類
- サバ缶
「食品名だけ」で作られている冷凍食品は非常に優秀です。
● 油の質に注意
避けたい油:
- 植物油脂(安価なもの)
- マーガリン
- ショートニング
おすすめ:
- オリーブオイル
- ごま油
- 米油
油の“質”を変えるだけで、胃もたれ・疲れやすさ・体重の増え方が変わります。
■ 5. 子ども・高齢者がいる家庭で特に気をつけたい点
- 砂糖+油の過剰摂取は腸が荒れやすい
- 高齢者はタンパク質不足になりやすい
- 子どもは血糖値の乱高下が起こりやすい
市販食品そのものが悪いのではなく、
「選び方」だけで体調が変わる層 です。
■ 6. 市販食品と腸内環境の関係
(腸の記事へ内部リンク)
腸内環境は食べ物の影響を大きく受けます。
- 砂糖・油 → 悪玉菌が増える
- 食物繊維不足 → 善玉菌が減る
- 食習慣の乱れ → 免疫低下
詳しくは
👉 腸内環境と免疫の記事(内部リンク)
にまとめています。
■ 7. “足りない栄養” は「ユーグレナの力」でサポート
忙しい方は、どうしても食事が偏りがちになります。
当院で取り扱っている ユーグレナの力 は、
- ビタミン
- ミネラル
- アミノ酸
- 食物繊維(パラミロン)
など、不足しやすい栄養素をまとめて補えるサプリメントです。
「食事は気をつけたいけれど、全部は無理」という方のサポートとして導入しています。
■ 8. お腹が弱い人は“温めるケア”が効果的(ラジオ波)
市販食品をよく利用する方には
- お腹の冷え
- お腹の張り
- ガスが溜まりやすい
などの悩みが多く見られます。
ラジオ波の深部温熱は
- 腸の動きを助ける
- 血流改善
- 冷えの改善
- 腸内環境のサポート
に役立つため、栄養と合わせると効果が出やすい施術です。
■ 9. まとめ|“選ぶ力” が体調をつくる
市販食品を完全に避ける必要はありません。
大切なのは、
- 原材料を見る習慣
- 糖質と油の質
- 腸に良い食品を足す
- 足りない部分はサプリで補う
- 冷えたお腹は温める
この小さな積み重ねで、体調は大きく変わります。
和からだみなおし処では、
「体調が整いやすい選び方」を生活に落とし込むサポートをしています。
お気軽にご相談ください。




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