体の不調が続くとき、「整体」「マッサージ」「鍼灸」などの選択肢が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
しかし、インターネットや街中にはさまざまな施術所があり、どこを選べばよいか迷ってしまうのも事実です。
この記事では、**安全で信頼できる施術を受けるために知っておきたい「国家資格の見分け方」**と、**施術を受ける前にチェックしたいポイント(リスク管理)**について丁寧に解説します。
🎓 1. 「マッサージ」は誰でもできるわけではない?施術の資格制度とは
日本では、身体に直接触れて行う施術は、法律上「医業類似行為」として定められています。
その中でも、医療的なマッサージや鍼灸を行うためには、国家資格の取得が義務付けられています(厚生労働省|職業情報提供サイト)。
■ 国家資格者とは?
資格名 | 内容 |
---|---|
はり師・きゅう師 | 東洋医学に基づく鍼灸治療の専門家。国家試験合格者のみが施術可能。 |
あん摩マッサージ指圧師 | 筋肉や神経系に働きかける手技療法を専門とする資格。マッサージ業務もこの資格が必須。 |
一般的なリラクゼーションサロンやもみほぐし店では、こうした国家資格を持たずに施術していることも多くあります(ホットペッパービューティーワーク)。
🔍 2. 国家資格保持者かどうかを見分ける3つのチェックポイント
安全で効果的な施術を受けるには、「誰が施術するか」が最も大切です。国家資格の有無は、以下の方法で簡単に見分けられます。
✅ チェックポイント一覧
項目 | 解説 |
---|---|
📜 施術所内に資格証が掲示されているか | 厚労省発行の免許証には、氏名・資格名・登録番号が記載されています。 |
🌐 ホームページ・SNSに資格の明記があるか | 「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」など、具体的な名称で確認できます。 |
🗣 問診や説明の丁寧さ | 国家資格者は、解剖学や病理学の知識に基づき、適切な説明を行います(東洋鍼灸専門学校)。 |
⚠️ 3. 施術によるリスクとその予防方法
一見リラックスできそうな施術でも、知識や経験が不足していれば身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
■ 実際に報告されている施術リスク
リスク | 内容 |
---|---|
血行障害・神経圧迫 | 強い圧力による血管損傷やしびれなど(eJIM|厚生労働省) |
骨折・脱臼 | 骨粗しょう症や高齢者に対する強刺激が原因に |
感染症 | 器具の不衛生によるリスク(鍼灸において特に重要) |
無資格者による誤施術 | 解剖学的知識の不足による事故も(J-Stage論文) |
📋 4. 初めて施術を受ける前に確認したい「安心チェックリスト」

📝 安全確認のための8項目
- カルテ記入や問診がある
- 清潔な施術環境が整っている
- 圧の強弱を事前に確認できる
- 国家資格が掲示されている
- 施術者のプロフィールに資格名がある
- 料金・施術時間が明確に説明されている
- 効果の説明が「誇張されていない」
- 通院計画が押し付けられない
💡 5. 正しい知識が、安全と満足につながる
国家資格保持者の施術には、「効果」と「安全性」に対する明確な裏付けがあります。
一方で、資格がない施術でも「気持ちよかった」という感想を持つことはあるかもしれません。
しかし、自分の体に合った施術を長く安心して受けるためには、「国家資格を持つ施術者かどうか」を確認することが、最も確実な方法です。
🪷 補足:当院について

当サイトをご覧いただいている方の中には、鍼灸や指圧を検討中の方もいらっしゃるかもしれません。
当院では、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得した施術者が対応しています。
施術前には必ず問診と説明を行い、安全・納得のうえでご利用いただけるよう心がけています。
📚 参考文献・出典
- 厚生労働省|職業情報提供サイト(あん摩マッサージ指圧師)
- eJIM(統合医療情報発信サイト)
- J-Stage|施術リスクと発生率
- 東洋鍼灸専門学校|資格取得までの流れ
- ホットペッパービューティーワーク|施術と資格
- 国試黒本|あん摩マッサージ指圧師の勉強内容
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