エビデンスレベルって何だろう?

エビデンスレベルって何だろう?

実はエビデンスにはランクがある。

写真の通り上に行けば行くほど信頼性が高まり、下へ行けば行くほど信頼性が下がる。

一つづつ用語を見ていきましょう。

以下の内容は全てWikipediaより引用させていただきました。

メタアナリシスとは

複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること、またはそのための手法や統計解析のことである。メタ分析メタ解析とも言う。ランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシスは、根拠に基づく医療 (EBM) において、最も質の高い根拠とされる。

メタアナリシスという言葉は、情報の収集から吟味解析までのシステマティック・レビューと同様に用いられることがある。厳密に区別する場合、メタアナリシスはデータ解析の部分を指す。また、メタアナリシスとシステマティックレビューをまとめてリサーチ・シンセシスとも言う。

システマティック・レビューとは

文献をくまなく調査し、ランダム化比較試験(RCT)のような質の高い研究のデータを、出版バイアスのようなデータの偏りを限りなく除き、分析を行うことである。根拠に基づく医療(EBM)で用いるための情報の収集と、吟味の部分を担う調査である。コクラン共同計画におけるシステマティック・レビューは、主題ごとに定期的に手入れされ、情報にアクセスできることも意図されている。

メタアナリシスという言葉は、情報の収集から吟味解析までのシステマティック・レビューと同様に用いられることがある。システマティック・レビューの手法は、イギリスで1992年に国民保健サービス(NHS)から始まったコクラン共同計画から発展してきたもので、アメリカ合衆国では、あまり用いられない言葉である。システマティック・レビューの手順には、データの解析であるメタアナリシスが含まれるが、コクラン共同計画では、これを厳密に区別する。

2003年には、世界にシステマティック・レビューが4,600件あり、そのうちコクラン共同計画は1,600件であるとされる。

ランダム化比較試験(RCT)とは

評価のバイアス(偏り)を避け、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験の方法である。根拠に基づく医療(EBM:evidence-based medicine)において、このランダム化比較試験を複数集め解析したメタアナリシスに次ぐ、根拠の質の高い研究手法である。主に医療分野で用いられているが、経済学においても取り入れられている。無作為化比較試験 とも呼ばれている[4]

改善度に関する主観的評価を避けるための尺度であるエンドポイントを用いる、効果の差を計測するための治療していない偽薬などを施した群を用意する、二重盲検法によって研究者がどちらが治療群かわからないようにし、治療群と対照群をランダムに割り当てるといった手法をとる。

比較臨床試験とは

準ランダム化比較試験,非ランダム化試験とも呼ばれます。本邦でもっとも多く行われている比較試験だと思います。ランダム化比較試験には及びませんが,エビデンスレベルはそこそこ高く位置づけられており,有用な研究方法であると言えます。

コホート研究とは

分析疫学における手法の1つであり、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と疾病発生の関連を調べる観察研究の一種である。要因対照研究(factor-control study)とも呼ばれる。

ある基盤(地域、職業など)を元に行う研究では、実験的な介入は行わない。主に一回の調査を行う「横断研究」と、二回以上にわたり調査を行う「縦断研究」があり、後者の中で特に最初の調査の対象者集団をコホートと呼ぶ。コホート研究はこの集団を前向きに追跡しているので、曝露から疾病発生までの過程を時間を追って観察することができる。したがって、疾病の自然史を調べることができる、観察の時間的な順序や論理の流れが実験に近い、複数の疾病についての調査が可能である(特定の曝露の広範な健康影響を調べることができる)、という利点がある一方で、対象としている疾病の発生がまれである場合には、大規模なコホートを長期間追跡する必要があり、時間とコストがかかるという欠点がある。

薬剤疫学・産業疫学などで、過去の曝露状況が記録として残っている場合には(診療記録、職業コホートなど)、過去にさかのぼって、コホート研究の情報を得ることができる。時間的な順序は逆転するが、この情報を使って、通常のコホート研究と同じように曝露状況と疾病の発生の関連を調べる研究方法を後ろ向きコホート研究(historical cohort study)という。

観察の対象となる集団は必ずしも人間ではなく、例えばある物質を与えたマウスと与えないマウスの間で癌の発生率を調べるような研究もコホート研究と呼ばれうるが、しかし通常は条件を統制したものであることが多く、そうであればランダム化比較試験(RCT)となる。根拠に基づく医療 (EBM) における証拠の質として、コホート研究はランダム化比較試験の一段階下となる。

症例対象研究とは

分析疫学における手法の1つである。疾病に罹患した集団を対象に、曝露要因を観察調査する。次に、その対照として罹患していない集団についても同様に、特定の要因への曝露状況を調査する。以上の2集団を比較することで、要因と疾病の関連を評価する研究手法。ケースコントロール研究患者対照研究結果対照研究とも訳される。

症例報告とは

個々の患者についての詳細な報告で、症状、兆候、診断、治療、追跡調査の詳細をまとめたもの。診療ガイドラインへの反響や、治療の有効性、副作用、費用を伝えるための初期のきっかけとなりえ、医学、科学、教育の目的をもって共有することができる。

in vitroとは

生物学の実験などにおいて、試験管内などの人工的に構成された条件下、すなわち、各種の実験条件が人為的にコントロールされた環境であることを意味する。語源は「ガラスの中で(試験管内で)」を意味するラテン語である。また、対立する概念はin vivoである。

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メディア掲載

はりきゅう整体院 和からだみなおし処 矢上真吾