花粉症と鍼灸・整体

花粉症に悩んでいる人を助けたい!

目のかゆみ、鼻づまり、鼻水。

起きていても、寝ているときでも苦しい思いをする花粉症。

私自身も花粉症と30年以上付き合っておりますので、この苦しみは痛いほど分かります。

この記事では花粉症について西洋医学の見解となごみで実施している治療をご紹介していきます。

私もなごみでの治療を実施しております。リアルに状態のフィードバックを感じるおかげで、治療法も年々ブラッシュアップされていきます。

お陰様で花粉症と付き合って30年以上経ちますが、年を追うごとに状態は良くなっています!

そして今年は、症状が全くないというわけではないですが、外出していてもティッシュを使う回数が劇的に減り、目のかゆみから涙を流すこともなくなっています!

まずは西洋医学での花粉症の考え方を紹介した後になごみで行っている治療を紹介していきますので最後まで読み進めてみて下さい!

動画でも見れます

西洋医学から見た花粉症

厚生労働省のホームページに掲載されている花粉症特集から引用させて頂いております。

花粉症とは?

花粉症とは、花粉を吸い込んだりすることで「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」等の症状を引き起こすアレルギー性鼻炎のひとつです。

花粉症はさまざまな花粉で発症しますが、その代表的なものが春のスギ花粉症です。スギ花粉症は日本固有のもので、現在日本人の約20%が患者さんであるといわれています。

今後、地球温暖化に伴いスギ花粉の飛散数が増加することが予想されています。また発症年齢の低下、スギ花粉以外の複数の花粉で発症する花粉症の増加等の問題も出てきています。

まさしくマスコミでも大きく取り上げられる「国民病」なのです。

花粉症の症状

鼻から吸い込まれた花粉が鼻粘膜でアレルギー反応を起すことでくしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状が現われます。

このため口呼吸、聞き苦しい鼻声になることもあります。

本人だけが苦しいばかりか、周りの方にも不快感を与えてしまいます。

また、目や喉のかゆみ、結膜の充血、涙が止まらないといった症状もありますし、場合によっては眠気、めまい、頭痛、倦怠感、集中力の低下、イライラ感なども認められます。

花粉飛散の時期は長いことから日常生活に支障をきたすだけではなく、精神的にも落ち込んでしまうこともあります。

アレルギーとは

私たちの体には、細菌・ウィルス・寄生虫などの感染性微生物や異物などから、身を守るための「免疫」という仕組みがそなわっています。この免疫の働きが、現代文明による環境やライフサイクルの変化によって異常を起こし、くしゃみ、発疹、呼吸困難などの症状を起こしてしまう状態が「アレルギー」です。

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター アレルギーについて

花粉症の原因

花粉症の約70%はスギ花粉症だと推察されます。これは日本の国土に占めるスギ林の面積が大きく、全国の森林の18%、国土の12%を占めているためでもあります。
北海道にはスギ花粉飛散は極めて少なく、沖縄にはスギが全く生息しません。関東・東海地方では、スギ花粉症の患者さんが多く見られます。ヒノキ科花粉による花粉症も見られますが、よりスギの人工林が多いのでスギ花粉が多く飛散します。山梨県では、ヒノキ科花粉が多く飛散することがあります。関西では、スギとヒノキ科の植林面積はほぼ等しいので、いまのところ、花粉飛散はスギのほうが多いのですがヒノキが多く飛ぶ年もあり、4、5月にも注意が必要です。

西洋医学で行う花粉症の治療

花粉症の治療は他の鼻や眼のアレルギーの治療と基本的には同じですが、急激に花粉にさらされるため、急性の強い症状への配慮も必要となります。治療法を大きく分けると、症状を軽減する対症療法と根本的に治す根治療法の二つがあります。

  • 対症療法:内服薬による全身療法、点眼、点鼻薬などによる局所療法、鼻粘膜への手術療法
  • 根治療法:原因抗原(花粉など)の除去と回避、減感作療法(抗原特異的免疫療法)

西洋医学で行うセルフケア

花粉症のセルフケアとして紹介されているのは以下の7つです。

  1. 外出時にマスク、めがねをする
  2. 花粉情報に注意し、花粉飛散が多い時は無駄な外出は避ける
  3. 家にいる場合でも窓の開け閉めに注意をする
  4. 外出の際はけばけばした花粉のつきやすいコートは避ける
  5. 外出から帰ってきたらすぐに顔を洗い、うがいをする
  6. 鼻粘膜の状態を良くするために悪化の因子であるストレス、睡眠不足、飲みすぎを抑える
  7. 花粉防御をしたうえでの軽い運動は推奨されると思われる

なごみで行う花粉症に対しての鍼灸・整体

なごみで行う花粉症に対しての治療の考え方をお話しします。

上記の様に花粉症はアレルギー(本来無害なものに対しての過剰反応)です。身体の状態が良ければアレルギー反応を起こす必要はなくなると考えて、身体の状態を良くすることに注視します。

つまり、花粉症とは身体が本来の機能が発揮できていないために、無害であるはずの「花粉」に対してまでも過剰反応している状態なのではないかと考えています。

特に自律神経の状態を良くすることが大切で、それには『姿勢』が大きく関与してきます。

身体をあるべき場所に戻すことで、身体の本来の機能を取り戻します。

根本を良くするための姿勢改善

治療法は大きく分けて3つ

  1. 姿勢改善
  2. 鍼灸
  3. 耳ツボ療法

まずは姿勢を改善することを行います。これが重要です。

鍼灸は機能回復(根本治療)と症状改善(局所治療)の2種類を行います。

そして耳ツボ療法を行うことで家に帰っても治療効果を継続することが出来ます。

ユーグレナのちからが花粉症を抑える可能性がある?

最後になごみが正規代理店として販売しているユーグレナのちからが花粉症に対して可能性のあるレポートを紹介したいと思います。

あくまでマウスでの実験ということなので可能性が示唆されたという段階です。

それによるとユーグレナを摂取していたスギ花粉症モデルマウスは、通常のスギ花粉症もでるまと比べて花粉症の直接的な症状を表す鼻掻き行動の割合が低下傾向を示したそうです。

これはユーグレナに入っている「パラミロン」という物質が関与している可能性があるとのことです。

なごみでも花粉症で悩まれている方にはユーグレナのちからを薦めています。まだまだ数が足りませんが、多くの方が症状の軽減を感じています。

今後に期待です!

なごみでお伝えする日常生活上での注意

厚生労働省のホームページでも記載されているところはなごみでもお伝えしている内容です。

特に、6番目に紹介されているところを重視して生活指導を行っています。

  • 睡眠をしっかりとる事
  • 飲酒を抑える事
  • タバコを抑える事

この3つをコントロール出来ることが重要になります。

参考リンク

厚生労働省 花粉症特集

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター アレルギーについて

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メディア掲載

はりきゅう整体院 和からだみなおし処 矢上真吾