肋間神経痛 2021.11.20 肋間神経痛 肋間神経痛とは? 肋間神経痛(とは、肋骨に沿って(に沿って肋間神経が何らかの原因で刺激されることによって、胸に痛みが生じることをいいます。これは病気の名前ではなく、肋間神経が痛むことの総称になります。 肋間神経痛の症状 肋間神経痛を引き起こしている原因によって、痛みの出る頻度や症状は異なります。 電気が走ったような鋭い痛みだったり、じくじくとした痛み、ヒリヒリとするような痛みだったりと痛みの出方も様々です。 肋骨の骨折や肋骨に腫瘍がある場合や、胸椎椎間板ヘルニアなどが原因の場合は上半身を前後や左右に曲げたり、ひねったりする際に特に痛みが強くなることがあり、息ができないほどの痛みが現れることもあります。 肋間神経は肋骨に沿う形でつながっているため、肋骨に沿って痛みが出ることが多く、片側のみが痛む場合が多いことも特徴です。 肋間神経痛になる原因 肋間神経痛は原因がはっきりしている続発性肋間神経痛と原因が明らかではない原発性肋間神経痛があります。 続発性肋間神経痛 続発性肋間神経痛の原因には神経の損傷、圧迫、感染など様々なものが考えられます。 神経の損傷・圧迫 肋骨の骨折や肋骨周辺の手術によって肋間神経が損傷されると、肋間神経痛が生じることがあります。 また、変形性脊椎症(、胸椎椎間板()ヘルニアなどによって神経が圧迫されることで、肋間神経痛が生じることもあります。 これらの続発性肋間神経痛は一般的に上半身を動かした際に痛みが生じるほか、場合によっては呼吸がしにくくなるほどの強い痛みが一時的に生じることもあります。 神経の感染 神経がウイルスに感染していると、体の抵抗力・免疫状態が低下したときに肋間神経痛を引き起こすことがあります。 原因となるウイルスには、水痘(や帯状疱疹(を引き起こす帯状疱疹ウイルスが挙げられます。 帯状疱疹ウイルスは初回感染で水痘を引き起こした後、一度治癒しても体に残りつづけます。 そして、抵抗力・免疫状態が低下したときに再活性化し何らかの症状を引き起こします。 ウイルスが神経を通じて皮膚に達した場合には皮疹()が生じますが、皮疹がなく肋間周辺の皮膚にひりつきなどの痛みを呈すこともあります。 その他の原因 そのほかに続発性肋間神経痛の原因となる病気として、腫瘍があります。 脊椎や肋骨の周辺に腫瘍が発生した場合は、神経が圧迫・刺激されることによって肋間神経痛が生じることがあります。 原発性肋間神経痛 検査などを行っても明確な原因が分からなかい痛みを原発性肋間神経痛と言います。 これは肋間神経の異常興奮によるものと考えられており、突然針で刺すような鋭い痛みが生じるのが特徴です。 原因は不明ですが、ストレスや身体の凝りなどから影響しているという見方もあります。 なごみでの肋間神経痛の治療 肋間神経痛は鍼灸と非常に相性が良く、長い間悩まされるような症状の方でも改善することができます。 治療方法は根本療法と対処療法の2本立てで行います。 大元として、身体があるべき場所にない事で身体の機能が低下した状態だからこそ、症状が引き起こされやすくなるという考え方のもと、まずは身体をあるべき場所に戻す矯正治療を行います。 そして、現在症状が出ている個所については鍼灸治療で対処していきます。 ⇓⇓肋間神経痛の原因の一つである帯状疱疹後神経痛が改善した話⇓⇓ 偏頭痛 前の記事 O脚・X脚改善 次の記事
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