痛みがない=治ったではないの?
皆さん、治るというのは、どんな状態だと思いうかべるでしょうか。
だいたいの方が、
痛みがなくなるとか、
症状の消失が治る、
と思っている方が多いのではないでしょうか。
じつはこれでは不十分なんです。
今回のテーマは、
和が考える『治る』の定義、
そして、和の目指すゴールの姿について、です。
治るとは、
いろいろな考えがありますので、
あくまで和が考える定義についてお話します。
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それでは本文になります。
治るの定義
和が考える治るという定義は3つあります。
①症状がないこと
これは皆様の考えと同じです。
痛みがあったなかで治ったとは、
いいずらいですよね。
何か症状があって、
治ったとは言えないですよね。
なので、
症状がないは絶対条件です。
②姿勢が改善されていること
和では、毎月1回姿勢の写真を撮ります。
正面からと横からのを撮らせていただいて、
それがしっかりとラインに入っているかを見させていただいております。
③各種身体の機能の改善
最後に機能が改善されているか。
身体の緊張が取れているか、
左右、前後バランスが改善されているか、
柔軟性が改善されているか、
筋力が改善されているか
などを判断させていただいてます。
以前はこれらを分けて、
6つとしてましたが、
今回は、
昨日を1つにまとめて計3つにしました。
つまり、
症状がなくても、
機能低下が起きている場合がたくさんあります。
そういう時は、
いつもより負担がかかることをした時に、
症状がでるんです。
そしてその症状が、
日によって時間(朝とか夜)によってでる時間が変化したりします。
つまり症状だけみると、
治ったかどうか判断しづらいというかわかりづらいんですね、
なのでしっかりと、
症状、
姿勢改善、
各種機能、
がどうなっているのかを詳しく見させていただいております。
ではなぜ、
姿勢が関係しているかというと、
姿勢は、身体の機能とリンクされています。
姿勢が悪いと、
身体の機能が落ちやすくなるので、
しっかりと姿勢が改善されていくと、
身体の機能も改善されていきやすいです。
なので、
姿勢は写真を撮ると、
ビジュアルでも見れますから、
改善されていく様子もイメージしやすいので、
すごく重視しています。
ビジュアルで見れるので、
患者さま自身も自覚しやすいです。
1つの側面だけではなく、
多面的に見ることが大事です。
目指すべき姿
ここから、
和がめざす患者さまの姿について、お話します。
今までは、
治るの定義について述べましたが、
ここからは、
和が患者さまの卒業時にこうなっていてほしい姿について述べます。
それは、
自分の身体の状態をしっかりと把握している、
です。
自分の身体の状態を把握する
私が、
和の患者さまが卒業するときに、
必ずお伝えしていることがあります。
それは、
痛みや症状が、
3日続くようであれば早めにて来院してくださいね、
ということです。
これを聞くとあれ?
と思いませんか。
1日、2日なら痛みでていいの?
または、
卒業するのに痛みがでちゃうの?
って思ったりしないですか。
そうなんです、
痛みや症状がでることは悪いことじゃないのです。
痛みや症状は身体からのサインなのです。
痛みは身体からのサイン
何か身体の中で問題が起きてますよ!
というのを教えてくれているんです。
僕らは人間なんで、
生活している以上、
身体に負担をかけていることは絶対にあります。
仕事、
家事、
遊び、
スポーツ、
何をするにも身体に負担はかかります。
身体に負担をかけないようになんて、
人間生活を放棄しているときにしかできないですし、
健康の定義でもお伝えしましたが、
常に活動的に動くことが、
健康につながりますので、
身体になにがしの負担をかけ続けるのが人間だと思います。
つまり、
そのようなことで、
身体に痛みや症状がでることはあります。
痛みや症状の役割とは、
これ以上し続けていたらマズイよと教えてくれているので、
痛みや症状がでた時点で気づいて、
対応できれば良いのです。
こういった身体の声を聞ける状態、
そして対応策がわかっている状態が良い状態が、
私たちが卒業時に目指している状態です。
痛みは問題ではありません。
問題は、
なぜ痛みがでたのかわからず、
対処法がわからないことです。
そしてこの症状がいつまで続くのかわからないことが問題です。
和では、
治療とお伝えしている宿題を通じて、
自分の身体と向き合い、
対話することをできるようにしていきます。
そして卒業時には
自分の身体の状態を把握できるようにしていくことを目指しています。
そうすれば後で症状がでたときに、
休めば良いのか、
ケアをどうしたら良いのか、
専門家を頼るべきなのか
が分かります。
人間だもの
人間生活を送っていう以上、
なにがしの症状は出ます、
私にもでます。
私もトレーニングをしています。
負荷をかけすぎると、
症状がでます。
その時にどう対応するか、
私も頼るべき専門家がいます。
何か起きたときに、
ドクターに相談したりとか、
私と同じような治療家の方に相談したりします。
症状がでたときに、
どういった対応するかが大切になりますので、
ここを押えてください。
本日は、『治る』和の定義
和が目指す患者様の姿、について述べました。
参考になれば幸いです。
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